建築石材とタイルの設計・施工は 昭和31年創業 東京都足立区のヤマトストーン

2021春

2021春

2021.03

「銚子まで電車乗りいこか...」         


早いもので。もう令和3年も 3月に。
昼間は20℃近い日もあり、梅は満開。。明らかに、完全に、 春 きてます
ということで、ブログ2回目、春号を
 今回を書く気になったきっかけ。業界紙「月間 石材 (㈱石文社)」
の最新2月号の中に、なかなか面白い記事がありまして...

 「(特別企画)~笑顔と突飛なアイデアで逆境を乗り切る~
         「銚子電気鉄道」に学ぶ!」
 このタイトルからして明るい雰囲気の記事....
 ”石屋だけに硬い” 石頭をやめて。柔軟性を学び、ピンチをチャンスに変えよう!...という趣旨で。
 銚子電鉄の竹本社長が、ひらめき・発想の出し方や心構え(遊び心のね)、産まれた商品等について
紹介してくれているのですが。

例えば...
電車の線路に敷き詰められてる石がありますよね?あれを、「缶詰」にして。売っちゃう!・・しかも完売したと。
ちなみにこの商品は「石」つながりってことで、記事の最初でも写真付きで紹介されてますね
 
auto-ueMXVY.png
auto-2tAKM8.png ※写真は同社HPより
石は社長さん自ら拾ったそうで。


 ~銚子電鉄のいろいろ~ 
    (興味が出てネットで調べました)

・名前は鉄道会社だが、本業(主要な売り上げ)は米菓製造、等。
(年商5億のうち鉄道は2割だけ)
・その米菓とは、あの「ぬれ煎餅」。ちなみにぬれ煎はこちらの発明ではないが銚子の煎餅屋さん発祥。
地元の名産の醤油を使ったコラボ特産品。
・販売している食品はカレー、ラーメン、魚の佃煮など。グッズはTシャツや雑貨。 子供に人気の菓子を
パクったネーミングの菓子、
 「まずい棒」「ガリッガリ君」...
 その他、だじゃれや自虐的なネーミングの、お笑い色の強い商品 多し。
・今までに大きな経営危機に陥るも、ネットにて一般向けにSOS発信をして乗り切ったのが大きな話題となった
(「電車の修理代を稼がないと・・」ネットで訴え→ぬれ煎餅の売り上げが爆増)
・「ライブ電車」「落語列車」「ビール列車」等のおもしろ企画

.......
相当数いる鉄道マニアに支持されているのもあるでしょうけど。
ネットの影響力の使い方・話題性作りのうまさで一般の人の興味をひき、
サポーター・ファンを増やしているという印象。
顔が見える、人間味がある、という親しみやすい存在はスーパーで売られてる
地元野菜みたく、応援したくなるものですね。
そういう、商品からの印象付けから、ふと、銚子まで小さな旅に出掛ける?
ってきっかけにもなって、地元の観光PRにつながって消費が拡がる、好循環。
厳しい時代だけどみんなで助け合って盛り上がっていこうよ、的な。

閉じていないこと、社会・地域と繋がる(貢献する)、出る杭になる...
それが個性であり強み
 
小さな会社・個人個人がこの時代をしぶとく生き残るには.....について考えさせられましたね。
社会や業界が変わっていく中で、会社が違う形になることもあるわけで。会社が生き残る、のほうは
結果なんでしょうけど。

 

   石缶詰やぬれ煎買いたくなった方、銚子電鉄に興味が出た方 →→→銚子電鉄さんHP

   石文社さんのショップ(主に石関係の書籍です)
                 →→→(株)石文社 オンラインショップ
 
 
 
 

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