建築石材とタイルの設計・施工は 昭和31年創業 東京都足立区のヤマトストーン

2021秋

2021秋

2021.11


カクレクマノミと〇〇


秋ですねえ(とっくにね)

仕事が多忙のため、放置されていたのです
ようやく一段落して平穏な日常に戻りつつあり、書かないとという前向きな気持ちに。季節に1度のお勤めが1年続かないのも、どうかねと思いますし...しかし...何を書けばいいか
...
....カクレクマノミがいるんですよね。最近会社に。 
オレンジに白柄の、ニモとドリーの、あれです。海の魚も本当に綺麗なんで、いつか飼いたいなと思ってはいたんですが。熱帯魚水槽が好評だったのと、自分の飼育の経験・技術向上から、いけそうな気がしたんで。図にのって、勝手に飼い始めてしまったという。
 会社に生き物がいるのは、かなりストレス解消になります。それは、みんな同じようですね。社内の人たちもそうだし。たまにお客様の現場事務所にも水槽が置かれてるのを見かけます。魚が泳いでいる水槽があると、その周りの雰囲気が明るい気がします。花や植物を置いてるほうが多いでしょうけど。生き物は動くし、その動きや雰囲気がかわいいことが多いので、癒されますね。

で、ニモですが。
カクレクマノミのトリビア を少々...
〇性転換する魚
 小さいときはみんなオス、水槽に2匹入れとくとどちらかが(大きいほうが)メスに変わる。3匹以上のときも、一番大きいのが一匹だけメス化するらしいです
〇長生き
 水槽飼育で10年以上生きる。15年いくこともあるそうです
〇なぜイソギンチャクが好き?
 イソギンチャクはクラゲのように毒があり→ニモだけは毒に耐性があり触れても問題ない。が、他の魚には致命傷のことも→なので、イソギンチャクに隠れて守ってもらっているという仕組み。イソギンにも種類が色々ありますが,最も好んで入るのは毒が強いものなのも納得です。
 
 ちなみに、海水魚は厳しい環境で生きるせいか、気が強い・荒い魚が多いのですが、その中でニモは特別に穏やかなほうで、飼育はしやすいです。しかも丈夫で、ちなみにお値段は¥1.200~1.500/匹くらい(天然採取ので)
 
・・・・・・
さて。11月に書き始めたのがいつの間にか
年も明けてて(おめでとうございます)。。そういうブログです

ひと昔前には、海水魚を飼うっていうと敷居が高くマニアックだったと思いますが。飼育器材の進歩で手軽になったのですよね。必要不可欠な海水を、欲しい時に作れるインスタント海水の素(海水は単なる塩水でなく、各種ミネラルが入ってます)があり。水から汚れを取り除き続ける機械とか、水槽用クーラーとか(近年の猛暑ね)。水質を調整・改良するための薬剤多種多様、などなど。ネットには役立つ情報がたくさんあるし。
面倒な水換えの間隔を延ばせて、良い水質で健康に長生きさせられる環境(にできる可能性)が容易に手に入るのですね。おかげでそんなに気負わずに、とりあえずスタートはできちゃいます(買えるのはあくまで可能性なので。うまくいくかは、当然ですが、飼育者の経験と観察力、センスにかかってます。簡単ではないです)

よくある話かもしれませんが、そのような技術の進歩の裏で、海洋汚染や気象異常、人による自然乱獲という問題も進行していて。ショップでもひと昔前より魚やサンゴの入荷量が減り、値段もかなり高いそうです。天然で獲れる量が全体として徐々に減ってきているからです。輸出規制する国も出てきたり。代わりに養殖ものが増えてたり。ネットでも簡単に手に入るようになり、飼育のハードルも下がった、肝心の魚やサンゴは、どんどんどんどん減少しているという皮肉な事実が。
食卓にのぼるお魚と同じ話ですね。不漁・乱獲で高級になる魚介類が多いという…趣味を通じて、そういう、光と影みたいな矛盾を身近に感じましたね。
ところで石材業も。綺麗なサンゴを採るのに似て。世界中の地球の表面を削り取って加工して、日本に持ってくる商売なわけですけど。自然を、回復する。緑を増やす。環境資源。そういう方向に世の中全体が向かっていく中で、何ができるのか

身近な自然界、観賞魚ってのが未来にもずっと在り続けてほしいよね、今いる種類が減らないで欲しいねという気持ちは本当に強く感じています。人間だけじゃなくて動物も子孫繁栄しないと正しくないよねえ、、そもそも人間も動物なわけで。こんな偏った、人間の自己中な仕組みは、今世紀に確実に終わるでしょう。技術革新と、意識の改革と…(それには戦争、大災害、病気なのか…途中苦しい時代もあるのかもしれません。やはり大きなショックがないと無理かな)
便利さやいろんな欲望を手放すのは難しいことでしょう。そういう文化に洗脳されて育ってるいるし。みんな食べていく必要があるからモノはいっぱい売りたいし。自社とその業界が永遠に不滅で安泰であってほしいし。でも徐々に、結局は生活のあり方は大きく変わるのでしょう。代々生き続けるという、動物として自然なことが将来難しくなりそうな欲望文明ですから。世の中どう変わるのか。自分もその流れの中にあって、明るい未来に進むために、できることは何でもしたいと思います。
(植物や虫も含む)動物の、未来、生存権について真剣に考えないとね、本当に。動物ファーストの考え方を多くのひとがしないことには、明るい未来は無さそうな気がする。動物の幸せ、繁栄はヒトの幸せなんです。

・・・・・・
もう冬号を書かなくてはならないし。暮れから仕事もまた忙しくなりましたし
言い訳しつつ...
ひとまず、この秋号、未完のまま 終わるのです。 長いわりに
(22.01.07)

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